【おもう】地元秋田。
まめさん(id:mame90さん)から、いただいたコメントにヒントを得た。
そこに住んでる人はその魅力に気がつかないだけなのではないでしょうか・・・。
昨日のブログに当地元、秋田の人間は地元に対し不満や不足が多いと感じているようだと書いた。
もちろん、これは全部ではなくて部分であって。
自分の周囲に、そういう考えを持ち発言をする人が多いように感じている、というだけ。
地元の為に、ひと肌どころか諸肌脱いで尽力している方も多くある。
でも、いわゆる普通の人、自分を含めた一般人の地元に対する満足度は決して高くないと思っている。
つい先日、駅前でのインタビューを受けていた他県の方が。
「あらぁ〜思ったより、ぜんぜん好いところじゃないの〜秋田。」
というような応え方をされていた。思ったより全然というのは、よい意味で裏切られたという風に取りたい。
その上で、やっぱり訪れる前に見たり聞いたりしていた秋田イメージは「行くとこない」「見るとこない」とか。
そういうものだったんだろう、と感じた。
昨日のエントリーにも書いたように自分なりに秋田の魅力発信とか再発見ということを、
やってみようと思い。
それは、ご来秋の方たちや、いつかは!いずれは!秋田に行ってみたい!!と。
そんな風に考えてくださる方が、ひとりでもふたりでも増えたらいいと。
そういう思いが自分の中で湧き上がっていたから、
その時のために面白そうなところ・足を運んでみたいと思うところ・ちょっとした時間調整によれそうな場所を、
ピックアップしていけば何処かの誰かが思い出して、ここを開いてくださればいいと。
そう思ったのだけれど、
まめさんからいただいたコメントの冒頭に引用した部分を読むことで。
ちょっと、その方向性が変わったので書いておきたい。
秋田の人に秋田の好さを伝える。
実際に、そこに住み暮らしていけば当たり前になり過ぎて。
そのものの好さや魅力は実感できないことは、なにも地元だけに限らない。
空気もそうだし、きっと家族もそうだし。
学校や職場の仲間も目につくのは、お互いに不足の部分と感じるのは不満のほうが多い。
(空気に関しては不満を感じることは当然ないが、たまに不足を感じることはある。余程の場合だけど。)
木を見て森を見ず、という諺がこういう場合に相応しいのかわからないけれど。
あまりに近くにあるものは、そのものの全体像からディテールまで把握することはきっとできない。
そして見ている面は、きっとある一面だしいつも大体同じ面にしか目を向けていない。
裏に回ったら、ものすごく魅力的だったり面白いものが隠れているのかもしれないのに・・・。
そんなことを考えてみると自分は他県の方に地元の好さをアピールする前に、
地元の人に地元への興味を持ってもらうほうが先なような気がしてきた。
わたし一人が秋田市の中心部で秋田への愛を叫んでいても、
それが届くのは(このブログを読んでくださる)日々数百の方たちであって。
それすら連日2〜3のエントリーを挙げている人間だと特に印象は薄れてしまうに違いない。
それなら、きっと率は高いであろう(このブログを読んでくださる方の)地元の人たちに。
知らない秋田、見過ごしている場所。気づかないで過ごしている魅力とか面白味を訴えたほうがいいと思うし。
その中で実際に、ちょっと何かの機会やタイミングに足を運んでみたところ結構悪くないかもということを。
一人の人が、もう一人できれば二人に好感触を渡してくれれば。(ねずみ講かw)
その相手が、さらに自分でも、あるいは誰かを伴って利用したり訪れてみてくれたりして。
そうやって小さい輪が、ちょっとでも広がったらいい。
あまりにも近過ぎて、いつでもそこにあるという安心感からも外に向きがちな興味や関心が。
ちょっと内に向かうだけでも、わずかでも何かが変わると思う。
自分ごときの微細の存在で、おおごとを成し遂げようと空回りするより。
周辺も巻き込んでしまったほうが手っ取り早い。
他県のブロガーさんの発言からヒントをもらう。
少なくとも今関東では「秋田はこんなに魅力的」という観光キャンペーンが大々的にうたれ、
地元の駅に秋田ののぼりまでバーンとたっていて、毎回モノスヤさんを思い出しています(*^_^*)
幸福の青い鳥を探しに外に出ても、結局自分の家の中にいるんですものね、青い鳥。
まめさんから、いただいたコメントはこんな風にまとめられていた。
さらに写真のセンセこと兄ちゃん(id:tk1969) さんも、
JR西日本が秋田をめっさ推してると驚いておられた。
何しろ今、秋田デスティネーションキャンペーン 開催期間:2013年10月1日(火)~12月31日(火)
で日本中で最も秋田が熱い!!はずなのだ(笑)
秋田よいとこキャンペーン期間中に実際に足を運んでみるだけでなく、
こうして秋田を思い秋田の人間を考えてくださる方たちの目線や視点から。
案外、県市民も地元の好さを逆に気づかせてもらえるものなのかもしれない。
まめさん、兄ちゃんさん。
ヒントを与えてくださって、どうもありがとう!!
来年も熱い秋田は続くよ。
これを携わっている一部の人間だけのお祭り騒ぎに終わらせない工夫を考えていきたい。