色気より食い気。

【写真】港柳会・若芽の会“ゆかたざらい”その弐

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上の画像は、わたしが十数年率いている『仲よし会』という愉快な名前の愉快な仲間(人生の大先輩方)です。
団体稽古を月に3度していまして内輪の会の行事には夏の浴衣浚いのみの参加です。

現在の会員は6名ですが今回の出席は半分の3名。
お家の都合、体の事情いろいろあってやはり全員集合は数年望めなくなっています。

本当は、わたしを除いた仲よし会の会員だけの舞台を望んでいるんですけど。
わたしが一緒のほうが安心感がある(要するに保険的な存在)というので一緒しています。

なるべく端っこのほうで存在薄く舞台に上がっているつもりなんですが、
なんだか自分が一番楽しげに見えるのは何故でしょう何故かしら。



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30年来の妹弟子の愛娘M。
わたしの愛弟子であり、お嬢の妹弟子。もうこの母娘とは他人とは思えません。
ようやく、しっかりと稽古が成立するようになってきて成長を感じます。
3年後は親子競演が目標ですので、しっかり育んでいこうと思ってます。



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トップにも挙げた画像の仲よし会の、もう一曲。

真ん中の方は今回の浴衣浚いの中で最年長のIさん。
脳梗塞から奇跡の復活を遂げて稽古場に戻ってきてくれてました。
ご家族が、この行事にも背中を押してくださったことで久しぶりの舞台になりました。

85歳でも、こうして踊ることができると。
わたし達に希望を与えてくださる存在です。



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3月の会で初舞台を踏んだSさん。
かなり以前に、お母さんが師匠のお弟子さんだったこともあって。
ご縁って不思議だなと思います。

とても一生懸命に稽古に励んでいて、その真面目さが伝わってきて初心を思い出させてくれます。



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J子さんは、わたしにとっても頼れる姉御的存在で(齢はわたしが上ですが)相談にも乗ってくれる人。
心配り気配りの人で安心感に溢れる人。
地元の祭りの演芸指導でご縁を得て、この曲もわたしが地元民謡に振りを付けたもの。
さすがに姉さん格好好く踊ってくれています。
わたしも自分の振付を客観的に見て結構いい踊りになったな、と思えるのも踊り手がよいから。



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昨年から師匠の元に通ってくださっているMさん。
若かりし頃に(他の土地で他流の先生の元で)相当、稽古に励まれたとのことで。
30年のブランクを感じさせない安定感、基礎の大切さを見せてくださっています。
他の方の稽古や舞台も、とても熱心に見ておられ舞台に立つだけが稽古じゃないと教えてくれています。



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ここまでの撮影は、うちのお嬢こと花柳仲真央が担当しました。
写真の彼は後半の撮影を引き継いでくれた、わたしの一番弟子のYちゃんです。

4月から8月までの5ヶ月間で一曲、踊り切るという挑戦は彼にとって最速最短の記録。

今回の曲は彼の美声を生かした台詞ありの曲。
芝居がかった曲調もぴったりハマり、うちの師匠からも好評価でした。よく頑張りました。


さて明日は、この愛弟子Yちゃんの撮影班としての奮闘ぶりをアップしていきます。

今しばらく、お付き合いください。

いずれはレシピ本でも書籍化してやr
高師直。