色気より食い気。

レシピコンクール前夜。

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とうとう高校生の「減塩」そして野菜もとれる丼・麺誰でもレシピコンクールの前日となりました〜。

 ⇒ 誰でもレシピコンクール - モノスヤの食いブロ食ログ

誰でも、とありますがフォントが実際の要項でも小さくて。
当然ですが誰でもじゃないわけです。高校生が対象なんですから。

誰でもいいなら、わたしが出てます(笑)。

 

学校帰り一週間を終えて、ヨレヨレの体を引きずりながら。
前掛けの紐を締め直して明日のリハーサルです。

制限時間内に下ごしらえから調理はもちろん後片付けまで一人でこなさなければなりません。

しかも人の前で・・・大丈夫なんだろうか (?ω?)。


わたしは後方から腕組みで(←威圧をかけているわけではなく手を出さない、という意味です。)遠隔指導をして、だいたいのところで風呂に入りました。

その間、台所に立つお子の様子はボスの瞳という定点カメラが監視していたようです。

いよいよ時間が詰まってくると半分泣きが入り、ブツブツブツブツと何かを口にしながら。
どうにかこうにか進めていた様子。


一応タイマーは1時間にセットし、その15分ほどを残したあたりに髪を乾かし終え戻ると。
鶏むね肉にフライパンで焼き色をつけながら、てんやわんやってました。

残り10分程度のところで、ようやくパスタを茹で始めることができ。
そこから洗い物に取り掛かり、パスタの茹で上がりに間に合うくらいで概ねの洗い物が片付き。
大鍋のミルクみそスープにパスタを滑らせたのが2分前くらい。

チンゲンサイを投入して(材料は予めレンジ加熱してあります)・・・1時間が経過。

明日の本選での制限時間は1時間20分なので、1時間の時間内にギリギリ間に合えば何とか大丈夫だろうと。
1時間20分もあると安心してしまうと時間をオーバーする可能性もありますからねぇ。

それから洗い物の最後と盛り付けを済ませて残った時間は5分程度だったと思います。

明日の会場は初めて足を運ぶ場所ですし使う道具も家とは勝手が違いますし、いやはやどうなることか全く読めませんが。

今日、大変な思いをしたことは明日に向けてよい前哨戦となったと思います。


あんまり、あだこだぐだぐだ言うのでボスは無言でそれを聞きながら半ば呆れ果てていたようでした。

わたし的には、たぶんお子がパニクるであろうことは想定内だったので。
さほど驚きはしませんでした。
普通の高校一年生レベルで、ひとつの料理とはいえ自分一人で時間内に作業をこなすのは結構難儀なことだと思うし。
自分に置き換えたら、その頃キャベツのせん切りさえロクにできなかったことを思えば。
それよりは、ずっとマシだなと思います。

うちの子は料理の方向に将来、進む可能性はかなり低いので。
今回のコンクールも賑やかしというか試しに応募したくらいで、まさか本選に進むとは想像していませんでした。
なので今回は、オープン参加で。
気楽に、やってきたらいいと思ってます。

まあ、それでも。
今日あまりに、いろいろと言うようなら。
明日は辞退の連絡を自分でさせてもいい、と思ってました。

それでも今、本人が明日用のレシピメモを自分で書いているので。
出ることを決めたんでしょう、
それならそれでいいと思います。


時間内に、ギリギリでも出来上がれば(余裕はないでしょうが間に合うとは思います)味は文句なしに美味しいレシピです。
一皿分3g以内の麺類で、これくらい旨味が出せるのはそうないです。
ホワイトソースと、みその相性が抜群で今が旬の野菜も甘みが存分に引き出されています。

ある意味、制限時間をはるかに残して出来上がってしまうと試食までに麺が伸びてしまうこともあるので。
時間いっぱいくらいで丁度いいです(笑)

あとは明日、最後までやり遂げてくれたら。
それで充分、得るものがあると思います。

選外がなく出るだけで入賞するコンクールなんて、そう無いと思わん??と。
言った、わたしの言葉も聞いたんじゃないかと思ってます。
出るだけで賞に入るんだよ?おいしくない??
って、ちょっとくすぐっておきました(笑)。

おかげで、わたしはうちのボスから。
「あんたって指導者向きだわ」
って初めて褒められました、わはは。

自分が職業にしていることで褒められたのではないのが、ちょっと微妙ですが。

いずれはレシピ本でも書籍化してやr
高師直。