カオルサブレの謎。
カオルサブレという地元菓子舗の焼き菓子があります。
カオルサブレ - 秋田菓子宗家 かおる堂|ネットショップ「菓子百彩」秋田のお土産・ご贈答に
とりたてたところのないごくふつうのサクサクと口の中でまろやかにとろける風味豊かなサブレです。
さてトップ画像。
そんなカオルサブレの個装パッケージに何やら、もんじが刻まれています。
象形だか形声だか知れませんが、なにやら文字であることは違いありません。
なんて書いてあるんだろう・・・(。・Θ・)(・Θ・。)ネー
引っくり返したり、とっくり返したりした挙げ句。
なんとなしに文字の形から『馨』という字ではないかと踏み漢和辞典を開きました。
結果、
これではないかと。
実のところ、この類いに詳しいわけではないので確証を得られないのですが。
殸という上の部分は一致していると思われます。
下部の日に足が生えているようなの、これは何と表すのだろうなぁ(謎)。
いずれ、『かおる堂』という店名の“かおる”は馨から来ているのでないかと追求しているのですが。
どうも確証を得られていないので引き続き調査を続けます。
さて。“かおる”と読みを持つ漢字は他にもあります。
この一見ふざけた顔、思しき文字が『香』。
馨が形声文字なのに対し香は会意文字です。
【形声文字(けいせいもじ)】
「シ(さんずい)+音符 工」→江や、「シ(さんずい)+音符 可」→河のように、片側に発音を表す音符(つまり意味を表す言葉)を含み、他方にそれが何の事態に関係するかを示す偏をそえたもの。
【会意文字(かいいもじ)】
象形文字や指事文字(文)を組み合わせて、さらに複雑な意味を表そうとしたもの。武(戈+止)や、信(人+言)などの文字。
これ以外にも指事文字というのもあります。
【指事文字(しじもじ)】
絵としては描きにくい一般的な事態を、抽象的な約束や、印であらわした字。
さて、この漢字は何でしょう。
ヒントは上部の横一本棒。
これを除いた他の部分は『皿』です。
実は漢和辞典を見ながら指事文字にあたる漢字を探していて見つけたこれを書き写した、
まではよかったのですが。
書き終えてから、いったい何を書いたのかすっかり忘れてしまい。
しつこさのDNAを受け継いだらしい、お嬢が探してくれました(-ω`-〃)トホホ。
m(;_;)mしゅみましぇんむ。
さて象形文字が残っています。
【象形文字(しょうけいもじ)】
日・月などのように、事物の形を描いて簡略化した絵文字。
まさに、これこそが象形文字の代表です。
表題の、カオルサブレの謎についてはまだ不明確なところもありますが。
時折こういう機会に漢和辞典を引くのは、また違った楽しみがあります。
おもしろいネタを仕込んだので、それは明日に回します(ΦωΦ)ふふふw