【ごはん】豚すね肉とハタハタと。
買い出し。
午前は師匠の出稽古の送迎の予定が師匠の( ´ ・ ω ・ ` )デブ症出不精のおかげで取り止めになり。
その送迎の途中で済ませようと思った買い物に、あらためて出掛けることになりました。
それはともかくとして、
なんなんでしょうね?仕事、仕事場に行くの面倒くさいって??
向かうのも戻るのも、わたしの運転する車です。
出稽古場は家との距離、車で15分程度。
稽古自体は古い愛弟子さん80代後半〜90代前半の方のもので、
お稽古というより話して身体動かして無事を確認して別れる。
愛弟子さんたちは、
その場に30年も通ってこられており。
このところは、もっぱら買い出しのついでに出稽古場に寄るそんな感じ。
わたしは、それで全然全く構わないのだと思ってます。
わたしが通っている出稽古場、
昔お嬢さんの団体稽古は「お茶飲み」のついでに稽古が行われるような会なんですもん。
全然それで構わないと、そう思って10年以上が経ちました。
わたし自体が親より上世代の人生の先輩との「お茶飲み」が楽しくて仕方なく、
そこでいつも笑いが止まらず。
それがあるから(稽古するためではない)その場に通ってくるのだと愛弟子さんたち言われ、
そうだそうだと笑っている指導者のわたしです。
さて師匠も70代を越え、
だんだんどんどん様々なことを億劫がるようになってきましたが。
家の中のことは我々がフォローするにしても、
こと仕事のことに関しては師匠は師匠で自分は自分とかなり線引いているものです。
やはり師匠に師事した方は師匠の弟子であって、わたしにとっては弟妹弟子。
師匠の代わりには、わたしはなれません。
今朝、師匠自身の億劫さで出稽古を休むに至ったのですが。
それは今日の稽古に関して、のみかと思いきや。
師匠が、もう出稽古場を閉じようか(もう出稽古場に行かない)と言い出したので。
わたしは頭がグルグルしたのでした。
しかも激減したとはいえ、まだその出稽古場に通ってこられる気持ちがある愛弟子さん(師匠より齢が上)が。
あるというのに年若の師匠から、それを決めるなんて。
師匠も古傷の膝から足腰全体が弱ってきたとはいえ、まだまだ全然稽古はできる状態です。
家で、お弟子さんを待つことは吝かではないけれど。
自分が稽古場に出掛けていくのは面倒って、、、
そんなのは理屈が通用しないんじゃないか。
それより何より、これ以上師匠の出不精が悪化すると。
病院と町内にある店舗の最低限の買い物しか、しない人になってしまっては。
外的刺激が足りな過ぎる。
隠居を決め込むのは早過ぎる!甘ったれてもらっては困ります!!
わたしは、しばし師匠と口もききたくなくなったため。
もさもさと淡雪が降る中、買い出しに出掛け。
そこで豚の、すね肉のブロックがお得に売られていたので。
野菜室のストック大根と、ともに煮ようと考え。
家に戻って、いそいそと圧力鍋に材料を仕込んでコトコトと豚すね肉を煮込み始めました。
時期遅れの。
今日は前もって冷凍になっていたハタハタの醤油漬けを解凍していたので、
それを竜田揚げとするつもりでいました。
午後の稽古予約の前に夕飯の支度を済ませて、
それをお雛さんに早めのご飯とするために。
それを師匠のお弟子さんの稽古中に台所に立って進めていると、
ちょうど稽古を終えて愛弟子さんを見送った師匠が台所にやってきて。
今朝の顛末を、その方に聞いてもらいながら。
「稽古が億劫になった」
と話したら、お弟子さんに見捨てないでくださいと言われたと。
笑っていました。
わたしは開いた口が、ふさがらなかったんですけど。
なんと仕方のない人なのかと呆れ果てたんですけど。
わたしに口説くのは身内だからしようないとしても、
それをお弟子さんに話すのはどういう了見なんでしょうか。
謎過ぎです。
懇願されたり慰留されたかったんでしょうか、
まだまだ先生は大丈夫と言ってほしかったんでしょうか。
同じ気持ちを、わたしが伝えても。
それが強く出過ぎるのか激励を越えて叱咤、否、叱責に聞こえるようで。
どうにも落ち込ませてしまうようで悩みます。
わたしは、ただ傍らにいて。
食事を提供して様子を窺ってるくらいしか、できないんですけど。
これは、なかなかに大儀なことで。
身内で同業者の、むずかしさでもあると思います。
ずっと、そうして長くやってきたのに。
互いの年齢が上がるにつれ悩みはより深く、なっていくようです。