色気より食い気。

【つれづれ】お嬢さんの舞台。

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お箏の演奏。

秋田県三曲連盟主催の『初春のしらべ』という演奏会にて、

お嬢さんの在学する学校の表現科という授業において箏曲を選択しているメンバーの一部が舞台に立ちました。



思えば4回目の出演ですか(゚д゚)!


お世話になっている箏・三絃・尺八の先生方の演奏を聴く機会と、

お嬢さんの演奏する姿を垣間見れる滅多にない機会。


正直いって学校の授業では舞台に立てるほどのレベルに達しないと思うのですが、、、

そこは指導の先生方のお力により何とか演奏として成立するところまで引き上げていただきました。



しかしながら当人このように弁当の件など、tweetする有様。

余裕なのか緊張し過ぎて、このザマなのか。


わかりませぬ。


お嬢さんは早々の楽屋入りでしたが、わたしは開演の10分程前に会場入り。

受付に見覚えのある顔を見つけたのは、お嬢さんの小学校の時の同級生のママでした。

ちょっとビックリ。


その後、諸先生方の演奏を堪能し同級生ママと並んでお嬢さんたちの舞台を鑑賞。

お嬢さんはソプラノ箏という通常、演奏に用いられる十三絃や十七絃のお箏とは違う高音の、を担当。


牽引する役目にもなるため、かなり緊張した表情で。

それが見て取れたため、こちらも客席で貧血と吐き気に見舞われそうでした。


演奏自体は短いもので、

その中で手が止まってしまう箇所がありこちらも手に大汗握る局面でしたが。

うまく途中から流れに乗り直し、おおごとにはならずに乗り切っていました。


爪をはめ直す仕草をした時に、すこし震えているように見えましたが。

実際ガクガクブルブルしていたそうですが、その影響は演奏には感じられませんでした。


他のメンバーも練習時間が足りなかった割には弾き熟していて、

ご指導の先生方も心底ホッとされている様子がこちらにも伝わってきました。


同じ学年の男子4人組も客席に駆けつけてくれたそうで、

この学年の仲の好さも伝わってきました。


日本の伝統文化に親しむ機会に、

なかなか客席で見ることの少ない若い世代の観客には他からも注目が寄せられていたようでした。


お嬢さんたちの決して達者ではない、つたない演奏であっても。

彼女たちの存在があるから集まった客層もあるわけで、

こういうことを大切にしてくださる先生方に感謝と尊敬の思いです。


舞台人・パフォーマー・演奏者・舞踊家としての、

プロを育てることは大事なことですけど。


そうではない、それに親しみ楽しむ普通の子や人たち。

一般の愛好者や、お客さんを育んで。


あたたかい会場作りを心がけていきたいな、と。

そういう思いを強くした一日でした。



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帰りがけ、ご褒美にたっぷりの甘さを与えましたよ(笑)。


さて、いろいろ切り替えてまた明日からボチボチ歩む母娘なのです(`・ω・´)ゞ。

いずれはレシピ本でも書籍化してやr
高師直。