精神的ヤンキー。
今日は、お嬢は図書館へ勉強に。
ボスとあたしは内陸に出稼ぎに。
雄物川や桧木内川や草生津川に、
どんぶらこっこと桃なりは流れてこない。
学生時代と何ら変わってません。
「周囲を威嚇するような強そうな格好をして、仲間から一目おかれたい」という少年少女。
日本でいうところのヤンキーの定義って、そういうことらしい。
ハッキリいって、あたしはヤンキーじゃない(じゃなかった)。
昨夜、変に言い淀んでしまったが小さい胸を精一杯張って主張すべきだった。
一般的な定義に基づけば、の話である。
自分のしていた格好は、ここいら辺に詳しいが、
これが周囲を威嚇するような格好でなかったかといえば。
そうとはいえない、と思うけれど。
何度もいうけど、その時代は巷にそんな学生が溢れていた。
「スケバン刑事」とか「BE-BOP-HIGHSCHOOL」とか「なめ猫」の影響も、
あったかもしれないのだが。
中学の入学準備として、カバンを潰すとか。
先の尖った靴を買ってもらう(よく買ってもらえたよな)とか。
当たり前だと思っていたのだった。
セーラー丈とかスカート丈は、おいおい直した(直す??
一年生の授業中に、
ナルビーの銀のカッターを片手でシュッと開けられる飛び出しナイフに・・・と、
細工していて過って流血沙汰を起こし、
ノートを血染めにしたことも甘酸っぱい思い出だ(単に自分の指を切ったの)。
そんな風に書くと全身ヤンキー色に染まっていたように捉えられそうだけど。
断じて違〜う!!
自分の中のヤンキーの定義。
まだ書きますか、と呆れられそうだけどちょっとお付き合いを。
ヤンキーって、
- 人の迷惑を顧みない
- 集団行動を乱す
- 自分たちの都合で行動する
- 成績がふるわない
こういうようなイメージがつきまとっていたと思う。
それが自分の中では、めっちゃ嫌だった。
格好が格好だっただけに元担任から涙されるような中2〜3の頃だったから、
決して品行方正でもないし目立たないほうでもなかったけど。
悪目立ちだけするのは、なんか嫌だった。
小学校の頃からリーダーシップは発揮したいほうだったから、
委員会活動も積極的だったし。
部活動も(放送部だった)一生懸命だったし、
とにかく放課後の生活が充実してた。
だからといって授業を疎かにしてたわけでもなく、
逆に家に帰っての時間が短過ぎて勉強なんてする気も起きなかったから。
授業でほとんどカバーできるように、とにかく必死に受けていた。
(そんな中で必死に飛び出しナイフ作ってた・・・本末転倒も甚だしい)
成績は抜群に良かったわけじゃないけど、
(家で勉強すればもっと上がるといわれた、そんなのクソクラエと思ってました。)
上位にはいたし進学校に進むつもりだったし教師になろうと思ってた。
要するに大人に対しての反発というか教師の支配に対する反抗心。
ただひたすら整容検査や生徒指導とか、
口を開けば何時間勉強しろとか。
そういう風に頭ごなしに上からものを言われるのが本当に嫌だったから、
徹底的に闘ってやるんだと。
漲る闘志を教師たちにぶつけてた。
最も扱いにくい生徒。
成績がふるわない不良学生なら物申しようがあるところも、
できないわけじゃないから今ひとつ強くも言えない。
部活動や委員会活動も積極的に、しかも中心で行っている。
そして半端ない反抗態度、
教室は出て行くし(といっても帰りの会のあたり^^;)。
職員室には殴り込んでくるし(置き勉のもの返せと怒鳴り込んでいった^^;)、
悪い子なんだか悪くない子なんだか。
先生方も扱いに困っていたと思う。
もうちょっと穏便に過ごしてくれるといいんだがなぁ・・・。
と思われていたに違いない。
とにかく見た目で判断されるのが嫌だったから、
そんなヤンキーっぽい格好でもちゃんとやることはやるかんねという。
どうでもいいポリシーというか要は格好付けだったんですね。
納得できないと思う時だけ。
嬢や、たぶん孫に語る武勇伝には事欠かないつもりなので。
ほめられた話じゃないかもしれないけど、
ネタに困らない学生時代を送ってよかったなとは思ってる。
それはともかく、
その後も短大時代・自衛隊時代・日舞世界に入ってからも、
いくつか物申す状況があって周囲を怯えさせてきたけれども。
自分なりに「納得できない」と思うとき以外は、
ごくごく寛容で物わかりいいっていうか、もう細かいことはどうでもいいと。
捨て置けるタイプなので、いまは扱いやすい人なんじゃないかと。
自分で自分を分析してみた。
昔から、そこいら辺は何ら変わってません。
ただ見た目的に威圧とか立場で威嚇して一目置かれたい、っていう。
ヤンキー気質ではないつもりです。
でも精神的にはヤンキーなのかな。
一目置かれたいのではなくて自分は自分のポリシー持ってやってるのが、
食み出しものに見えるかもしれないって感じです。
ちなみに、こういうことは結構どこでも書いているので。
実際に会った方には「案外ちっちゃい」って色んな意味で言われる(笑)