色気より食い気。

復活指す。

復活さす。


今朝ほど、

 今朝は今日を区切りに心機一転ということに着手したので、
 (ゃゃ大げさ。しかも、これも食に関すること也。)
 ちょっとバタバタしてしまった。

と書いたのでした。


何てことは無い、

トップ画像のとおり。

『ぬか床』

を作り直すことにしました。


なんだそんなことかい ( -`д-)、チッ。

そういわれそうな事柄ではありますが、
これが結構「ぬか床持ち」には大きな転換だったりするのです。

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さかのぼること、どこまで上ればいいのかもうすっかり忘れてしまいました(遠い目)。

ぬか漬けはじめましたのは、5年前ではきかないと思います。

何がキッカケになったかも既におぼろげですが、

「発酵食品は身体にいい」

ということで毎日のように摂取できるものということで漬け始めたのだったと。


最初から生ぬかで“ぬか床”を作り捨て漬けを経て、

かき混ぜることは当たり前。

途中、煎りぬかを足したり。塩足したり、なんだりかんだりと。

手を入れて数年間ぬか漬け生活が続いていました。


異変が起こったのは昨年の夏で、

あまりの蒸し暑さに朝に夕にとかき混ぜていた“ぬか床”がくたびれてきたなぁと感じていたのです。

とにかく懸命に手入れをして秋を迎えたのですが、

どうにも漬かったぬか漬けの味が今までとは違うんです。

なんだか臭いような気がするというか・・・要するに美味しく漬からない。


でもこれは、ぬか床の夏バテのようなものなんだぁ、と言い聞かせて。

秋から冬、冬から春にかけてかき混ぜることは定期的にしていたんですけど。

何年も手を入れていると好い状態の匂いと、そうでないの、の違いがわかるようになるため。

結果的に調子の好いときの、ぬか床の匂いは戻ってきませんでした。

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でも育てた我が子のように思っていたし、「糠味噌腐る」なんて悪い表現もあるので。

続けられなかった、というか。
その床に別れを告げる?終止符を打つ?のが、どうにも忍びなく。

かき回すこと数週間、

昨朝のテレビ(めざましテレビ)で三浦春馬クンが、ハマっているのは「ぬか漬け」という特集があって。

ものすごく悔しい、というか。
触発された気分になり。

それで今朝は可燃物のごみの日で、しかもごみ置き場の鍵は我が家で開ける日だったので。

こんな好チャンスを逃す手はない、とばかりに。

今までの、マイぬか床ちゃんにサヨナラしました。

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それまで、あれこれ云々と思うところがあっても。

やる時は、すっかりバッサリサッパリきっちりとケジメ??をつける方なので。

決めたら、ほとんど未練なく。

っていうのは新しい恋に向かう時に似ている、と思いました(笑)。


結局は同じ“男”というものと付き合うわけですけど(違いますけど??)

前の男は前の男(ぬか床に置き換えて読んでください)、
今の男とは別もの。

でも食べたらあんまり変わんないかもしれない(ぬか漬けの話っすwww

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しょんぼりしていた専用容器(ホウロウ)も、キレイになってご機嫌なようですので。

心機一転、新ぬか床でニューぬか漬け生活を復活しようと思います。


今、塩水を冷ましておるところでございます。

捨て漬け野菜の用意まで済んだので、あとは冷めたら混ぜるだけっす。

一度、経験したことながらやっぱりワクワクするっす。


これは恋のそれと似てる、っす。

食べて旨いところも似ry 

いずれはレシピ本でも書籍化してやr
高師直。