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色気より食い気。

花柳流春季講習会受講。

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(恒例の?トイレで何を、を講習会場でも敢行したのでした。

しかしながら、この黒い横縞の加工を自分でいつしたのか何のためにしたのか。

まったく持って記憶にないのです・・・酔っていたのかしら、、、初日の夜のことかしら。)


花柳流講習会。

流儀(花柳流)の東京講習会は1月(春季)と8月(夏季)に開催されます。

これは花柳某の芸名を名乗ることを許された普通部の名取と、

花柳流の教授の資格を与えられた専門部の名取が一堂に会するものです。

名取として受講が原則義務づけられている、とはいうものの。

諸般の事情で叶わない場合も多く、

その救済措置も兼ねて各支部での講習会も、それぞれ開催されています。(我が方、東北支部は例年7月の開催。)


今回は師匠、登代仲と。妹弟子、仲真央と。3人連れ立って出掛けてまいりました。


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雪の日本海から早朝の出立でした@スーパーこまち初乗車。


講習は1000人を超す数の客席を持つホールが会場となります。

あちこちの市民ホールや文化会館のようなところを想像していただければ、わかり易いかと。


そこに700人を超す受講者が集まり、それぞれ席に着き。

見て学び、また舞台に上がって覚え。

着替えスペースとして確保されたロビーでは親交を深めたり旧交を温めたりし、

2日間を花柳流の日本舞踊三昧で過ごすのです。


講習開始の合図とともにご挨拶ののち講習課題曲というものを研修部の先生からご指導いただき、

その合間に花柳流の普通部名取試験曲(5曲)の稽古時間が与えられたり。

講習課題の模範演技を鑑賞する時間が設けられました。


課題曲の講習は受付で普通部・専門部の別なく受付順に与えられた通し番号に添って、

アナウンスに従って舞台上に上がります。

そして最前列で踊られる研修部の先生方を見つつ踊りながら覚える、というシステムが取られます。

講習の進行には若干の変更が加えられてきたものの講習会の流れは自分が名取となり出席した、

28年も以前からほぼ変わりなく続けられてきたものです。

他流の講習会の風景を垣間見る機会を得ないため比べることはできませんが、

この流儀の講習会のあり方は非常に大々的で且つ刺激的です。


今回は長唄「(静と知盛より)知盛」という曲が課題曲でした。

これは踊り手が亡霊となった平知盛となり義経に対峙する、という作品で。

小道具として長刀が使われるため、

いつもの講習より前後左右の間隔を取るために一度に舞台上に上がる人数は8名×4列の32人(研修部の先生が前列3名)。


ホール舞台に35人もの踊り手がひしめき合って踊る姿を、ちょっと想像してみてください。

騒然とした雰囲気が描かれることと思います・・・。


しかも、さすがに30有余名がそれぞれに薙刀を振り回すわけにもいかないために。

扇子を薙刀に持ち替えて、それ(薙刀)を操っているように扱えということなので。

長刀の天地や持ち方で混乱する人が多数出て、いつも以上に受講者の疲労度も濃かったように感じました。

(それ以上に指導の先生方のご難儀は察するに余りあります)


初日は課題曲の前半の稽古の後、

普通部名取試験曲5曲の稽古時間となりました。

これは受講番号に関係なく希望者が舞台に立たせていただくもので、

1曲ごとに希望者が入れ替わることもありノンストップではありませんでしたが。

わたしは今回、自分の試験曲であった常磐津「山姥」でも初めてその舞台に立つことができたため。

(現在その曲は受験曲として年齢制限が設けられているため一般的には別の曲で受験をする)

5曲まったくその場から動くことなく通しで1時間ばかり舞台上で汗を流しました。


なにしろ講習会ではよく経験することですが、

舞台上には上手下手どちらから順に上がり整列するために。

下で待機している間に先頭で行くことを拒んだ方により押し出し式に最初に舞台へ上がらなければならない、

という状況に度々遭遇します。

舞台には上がりたい希望はあるけれど先頭は駄目、前列は嫌と仰る方が結構な割合であり。

どうも、あなたが先陣切って出なさいという特攻隊長を命ぜられることが頻繁なのでして。


よって今回の講習も5度ばかり舞台に上がる機会をいただきましたが、

途中の番号追加で予定より早まって上がった1度以外は4度がトップバッターで舞台にかかり。

誘導の先生方は概ね存じ上げている方々のため、

にこにこと(また来たね、また出たね。やる気マンマンねw)的に誘われていることが。

もう頻繁過ぎて慣れ過ぎて苦笑せざるを得ません(笑)


しかしながら自分も含め客席にいる多数の受講者の視線は講師の先生に注がれており、

だれも自分のことなど見ちゃいないという思いで何処のポジションだろうが気にも留めないのですが。


案外、見つける方が多いようで方々から見ていたよと声をかけられたり。

FB上でもコメントをいただいたりして非常に、お恥ずかしい限りでございます。

それもこれも帯同した妹弟子、仲真央(またの名をうちのお嬢さん)が上背があり広告塔の役目を果たすのか。

母娘で悪目立ちしてしまうようです・・・。


さて、そんな妹弟子は昨年に続き2度目の講習受講となりました。

講習会自体の流れには慣れたようですが、

一曲を音を流した状態で団体稽古をするということにはまだまだ不慣れな様子。

隣りから見ても不安げで挙動不振な姿が見て取れましたが、

それも自分に置き換えると25年も前は同様だったと考えると。

そのうち慣れるだろう、と生温い目で見守る私でした。


今回の課題曲は、とりわけ自分の好みに合致した曲だったため。

いつも以上に稽古に力が入りましたし、

また妹弟子には初めてとなる長刀の扱いを実物を手にさせて教えてやりたいと思いましたので。


あらためて自主練に励みたいと思います。


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講習会を受講すると、いつも思うのは踊りにも踊り手の性格やタイプが出るということ。

そして自分が求めるのは上手い下手ではなく丁寧さ、

そんなことを再確認して戻ったわけですが。

花柳流春季講習会」

でWeb検索してみると、トップに上がったのが2年前の自分の旧ブログ記事でして。

花柳流春季講習会を受講してまいりました。 - モノスヤ☆のまきのテケテケあるある記。


まったく同じことを、そこにも書いており感慨を新たにしたのでした。

いずれはレシピ本でも書籍化してやr
高師直。