【暦】冬至ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
いとこ煮(いとこに)は、小豆などを煮た煮物料理で、各地に伝わる郷土料理の一つ。
北陸地方(新潟県・富山県・石川県)のものと、山口県萩市周辺に伝わるものが知られている。材料を煮えにくいものから追々入れていくことから、
「おいおい」を「甥甥」すなわちいとこにかけたものが語源の一つとされている。
(いとこ煮 - Wikipedia)
めいめい、じゃないのね。
冬至です。
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り
といって縁起をかついでいたのです。
また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのです。
2/3 2013年の冬至はいつ?なぜかぼちゃと柚子湯? [暮らしの歳時記] All About
こういった謂れには諸説あることと思うのです。
信じる信じない、というようなものでもなく。
暦、歳時記は昔ながらの日本的な気候風土に根付いた習わしが多いので。
ハロウィンやクリスマスよりも、ごくごく当たり前に自分たちの日常に組み込まれています。
クリスマスはネタ的にも、また大きな顔をして乾杯もできる幾つかの機会の一つなので。
外さないで家で、ささやかな手料理を楽しみつつ過ごしますが。
個人的には断然、年越しや正月の風情が好きです。
クリスマスで感慨にひたったり、なにか区切りやケジメを感じることはないけれど。
一年の締めくくりと年のはじめには気持ち新たになるものだし。
そういう意味合いで、この冬至という日も一つ。
これから徐々にではあるけれども日が一日また一日と長くなっていくように感じられる、
もっとも現実は冬本番で春はまだまだ先のものとはいいながらも。
気分的に、これからの時期を耐えて凌げばまた春が訪れると。
そう思えるのも今日をひと区切りと考えることができるから。
ちなみに冬至については、こちらが詳しいです。
「日没が一番早い日」ではない 冬至めぐる意外な事実 :日本経済新聞
さて畳み掛けるように載せている画像は、かぼちゃのいとこ煮です。
我が家では冬至の定番といえる品で何の疑問も覚えず今年の冬至は何時かと気にするようになれば、
そのうちにかぼちゃと小豆を求めてきます。
といいながら周辺が、せわしくざわついていたこのところ。
冬至が今日か明日か把握しないまま、たまたま昨日出掛けた道の駅でそれらを買ってきて。
小豆を水に漬けて寝て起き日めくりを眺めた今朝、
今日の日に冬至の二文字を見て慌てて稽古の合間にかぼちゃと小豆を煮ました。
ちなみに、このかぼちゃのいとこ煮が冬至的には全国区かと思っていたので。
TwitterやFacebookにて県外の方からハテナマークをもらうのが逆に不思議でなりません。
もちろんスーパーの売り出しのコーナーには、
かぼちゃと小豆と並んで柚子も積まれているので。
柚子湯を恒例にしている家庭も地元でも多いと思うのですが。
いとこ煮は一部、限られた方のものなんでしょうか。
どうやら、かぼちゃを煮て食べるのは割と一般的なようです。
これは食べられるものが限られる冬場に日持ちする素材でビタミンを豊富に摂れるということで、
かぼちゃが食べられるようになったのかと。
『冬至に関連した話題とウンチク 冬至にかぼちゃを食べるわけ等』|RICOH Communication Club 経営に役立つ情報発信サイト
そのかぼちゃ煮に、さらに小豆を加える理由は実はよく理解していません。
よく聞かれるのは、かぼちゃの煮物自体が甘いのにさらに“あんこ”を乗せるのですかと。
驚かれます。
これに関しては、そこそこの作り方があると思うので何ともいえませんが。
我が家では、いつもより薄味(甘みも塩加減も控え目)のかぼちゃ煮に。
別に茹でてから汁多め甘みは抑えめの小豆(ゆであずき)をかける、という感じです。
お茶請けよりも、おかずに充分なるような味付けにしています。
もちろん、かぼちゃだけ小豆だけでも食べられるように。
食べる時に合わせるようにして保存は別々にしています。
iPhoneでも撮りました。
結構、気に入ったように撮れてます。
そうそう。冒頭に戻りますが。
『いとこ煮』の語源が「煮えにくいもの(かたいもの)から、おいおい入れて煮るから。」
そんな理由だったなんて知らなかったぁ(゚д゚)