【旅】不完全燃焼の旅ガラス帰る。
お帰り旅ガラス。
3泊4日の研究旅行いわゆる修学旅行から、お嬢さんが無事に帰宅しました。
行きがけ台風の影響で一日を移動に費やし、その日はお宿に泊まるが精一杯の旅の幕開け。
それでも、2日以降その借りを返すべく思う存分にエンジョイして。
てんこ盛りの写真と山盛りの土産話を持ち帰ってくれると思いきや・・・。
状況は、ここの人の想像を違った意味で超え。
ちょっと、しょんぼり?しんみり?したものだったようです。
学校に迎えに出ると、ぽつねんと寂し気に佇んでいる(その傍らで隣りクラスの男子の盛り上がりが対照的)お嬢さんの姿。
はしゃぎ過ぎて余力すら残しておらんのか、と呆れて車を出すと。
ぽつりぽつりと、あったことを話し始めました。
聞くこと30分。
だんだん、どんどんわたしの方までしょぼくれてきてしまい。
なんだか、せっかくの旅が。
ぃゃ楽しかったと言うんですけど。結局、楽しかったとは思うんですけど。
ひと言で言えば「不完全燃焼」。
不完全燃焼の要因。
人を知るには旅に出よ、とは何処かの誰かが言った言葉かはわかりませんが。
同じ釜の飯を食い寝食を共にすれば自分を含めた人の、なりというものがわかるものです。
今回の研究旅行で明らかになった、お嬢さんの本質。
- 素直。
- 心優しい。
- 気が弱い。
- 優柔不断。
知ってましたよ、というようなことばかりですか。
こういった点が顕著にあらわれて思う存分、発散できなかったようです。
それは団体旅行であるため自分を引っ込める必要性は、もちろんあるとは思いますが。
引っ込み過ぎて周囲を慮るあまりに聞くこと聞くことが、みな周囲のペースに合わせるお嬢の姿で。
ウーン・・・と唸ってしまいました。
それと過ごし方が、ごくごく日本的な奥ゆかしく思慮深く我慢強いという印象。
もっとラテン的に楽天的に、パーッと発散して、、、って無理か。
リベンジを誓う。
出掛けて思う存分楽しんでこれたので、また行きたいって思う旅と。
存分に満喫してこれなかったので、また絶対行きたいって思う旅があるとすれば。
今回のお嬢さんのは後者だそうです。
もう研究旅行としては、リベンジは叶わないけれど。
これはこれで全て含めて思い出に残る旅になったことと思います。
ただ、どうしても不完全燃焼感が否めないので。
彼女は働いて自力で一人旅を。
京都と大阪の旅のリベンジを、ぜったいすると心に誓ったようです。
そういう思いを抱くのも悪くないし小さいけれど目標だと思うから、いいんじゃないかな。
写真は途中ハプニングもあって思ったより枚数は少なめでしたが、
200枚を超えてきたので。
ぼちぼち載せていこうと思います。