色気より食い気。

【お彼岸】テレビ局の撮影はカットの方向で。

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テレビ局来る。

かかりつけ医の許可を得て、その駐車場に車を停め。
一本道路違いの祖父母の眠るお寺に、お墓参りに行ってきました。

ちょうどカメラクルーが機材を肩にしていたのを見て色めき立つ、ここの人×お嬢さん。

今日はオーソドックスな、お墓参りファッションに身を包んできて好かったね!
いつもみたいな汚めアバンギャルドな格好じゃなくて本当に好かったね!

強いていえば、ボスのグラサン代わりの眼鏡が気持ち大杉蓮モデル。


カメラ担当女子さんと共にファイルを持ったディレクター思しき女性に、
わたし達はここですアピールをすると。

それが逆効果だったのか、ぷいっと踵を返して我が家の墓とは違う方向へ去って行かれました。

(・д・)チッ。


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気を取り直して、お墓参りしようぜ。

いつもは墓で和尚さんにお経を上げていただくのですが姿を確認できず、
そのまま本堂に上がろうとすると。

左耳の方向に、なにやらそれらしい音色を聞いて近づいてみると。


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三脚設置の機材と、その右側にディレクター女史の姿を発見。

今まさに選ばれし一家が和尚さんとともに撮影されている、という状況でした。

撮影風景を更に近づいて撮ろうかと思っていると、
その女史が気配に気づいたのかこちらに一瞥を投げて寄越し。

暗に「こっち来んな」の威圧を向けたので、さすがのわたしもそれ以上は進めませんでした。

撮影してもらえなかった腹いせに背後からピースサインで妨害でもしてやろうかと思いました

その後その場での撮影が終わって解放された和尚さんをボスがつかまえ、
わが方の墓でもお経を頂くことになりましたが。

その辺りでクルーが巡回して撮影していたようですが、
どうやらあからさまな目立とう精神の持ち主である我々は意図的に外されたっぽかったです。


お経が終わり和尚さんと談笑しながら改めて本堂に向かって歩いていると、
そこに定点カメラが置かれ境内を歩く人々を映していたようで。

普通に考えれば、われわれも横から背後はバッチリとらえられたハズなのですが。

今宵のニュースでは間違いなく編集されたことでしょう、、、
なぜなら古式床しい日本古来のお彼岸の風情には相応しくない「ネオ墓参り」の雰囲気でしたから。

あまりにも、われらの声と笑い声がでか過ぎて。

ディレクター女史は苦々しそうにこちらを見ていましたから・・・。

「楽しい墓参り」とか「お墓参りを愉しむ」とかいうコンセプトなら、

まちがいなく自分たちがピッタリだったと思ったけどね!残念ね!!w



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お寺の中では、さすがの自分たちも声のトーンは抑えめで静かに仏さんと対話を。

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供えられていたクロワッサンが美味しそうとか。
小倉フォーを見つけると、フォーーーーーッってやりたくて仕方ないという話は。
胸の中にしまっておきました(うそ。


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何はともあれ当方N家の墓参りは、とどこおりなく━━━━━━糸冬了━━━━━━。

それにしても好天でした・・・風強くて線香の火が恐怖だったけど。



ちなみにN家の墓に眠る祖父母はボスの養父母でして、

(ボスにとっての)ほんとうの母親は市内別所のお寺に眠っているそうです。

会ったことのない血縁の人です(関係性が複雑過ぎて未だに理解できてません)が、

われわれのルーツではあるので年に3度はお墓参りをしています。


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えらい立派なお墓なんですが、どうにも他人行儀な感じで他所ん家の墓って感じですね。

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それでも、きちんと手を合わせて・・・自分たちにできるのはそれくらいですね。


まだ祖父母の命日が10〜12月で2度ずつあるので、そのつどお墓にはお参りに出ますが。

お寺の行事としては今日が今年最後。

暑さ寒さも彼岸まで、といいますし。
いよいよ秋も深まってくるのを実感するんじゃないでしょうか。


3連休も終わり容赦ない日常が戻ってくるので、

とにかく体に気をつけてそれぞれに乗り切っていきたいと思います。

いずれはレシピ本でも書籍化してやr
高師直。