重た苦しい同居人の今朝。
今朝のボス。
ボスは一旦起きて、すべきことして畳んだ布団の上に横にうずくまっています。
病院に連絡が取れる時間を待っているのです。
朝起きて階下で「おはようございます」と挨拶すると「今日は病院行くから」。
ボスの病院行くはイコール病院まで送って、の意味なので。
午前と午後一に稽古の予約と記事を持参する約束もあり、
それは何時頃になりますかと訊ねると。
「胃カメラ飲ませてもらえるなら朝一番」
・・・胃ですか。
ボスも自分も、かかりつけ医は胃腸科内科です。
内科として受診しているわけですが専門が消化器なのは、そこがウイークポイントだから。
ストレスが胃を直撃とかいうタイプです、わたしもそこそこカメラはごっくんしてます。
自分のようにバリケードならいざ知らず、いたってデリケートなボス。
胃のみならず腸も上がったり下ったりと忙しく。
時折こういう症状を訴えます、たぶん今回も。
このところ、やたら生あくびばかりするのを気にしてはいたんですが(私が)。
胃の痛みは見せなかったので気づけませんでした。
そして、ちょっと我のせわしさのためにご飯支度に時間が割けず適当ご飯が続いたので。
振り返ると、ちょっと消化に悪いものとか。
きっと荒れているであろう胃腸ダイレクトに攻撃したかもしれません。
しかも間の悪いことに昨日、
私がこの先(来年以降)の自分の動きについて報告っていうかをしたものだから。
さらに「うちは地位とか名誉とか称賛には縁遠いのは我が家がお金持ちじゃないせいかも」と、
ちょっと笑い話のつもりで口にしたら。
ボスもハハハと笑って応えていたけれど・・・
傷つけたかもしれません。
ボスの横並びの方が抜きん出て出世され斜陽にあるボスの立場と。
比べると光と影みたいです。太陽と月というのか。
それでも地道に続けていけば自分たちの立ち位置までは奪われないだろうと、
そう思いつつ哀しかったのかもね。
私は私で、いつまでも親に楽をさせてやれずすまないと思い。
親のほうは親のほうで同業の世界で厳しい立場にあるのは自分の力不足と嘆き、
いちいちそれを表現はしないけれども。
きっと、そんな風に思っているんだろうなと互いを考えながら。
何も細かいこと気にしていない風で家族をして暮らしています。
たまたまボスの胃の具合か体の具合の悪い時に、した話が話だったので。
ガックリきたか、ダメージ増し増しにさせたのかも。すみません。
秋田は梅雨もあけず雨が続き、よその猛暑に比べたらまだマシだと思いながらも。
この湿気というやつが身も心も結構、蝕んだりするもので。
体調の不良を訴える方が、かなり多いです。
植物の根も腐るもん。人間だって、くさくさするのよね。
台所で今朝のボスについて、お嬢に小声で伝えていると。
「気づいたら早く行けばいいのにねぇ」
って、そうなんですけどね。
ごくごく医者嫌いの人で、しかも体調崩すとこの世の終わりみたいに落ち込むから。
厄介なことこの上ないのですが、
そういう人なので受け留めて付き合っていくしかありません。
家族だから。
ボスを病院に送ることを考えて(何時にでも出られるように)、
お嬢のことは少し早く駅に送るよと言うと。
いいよいいよ〜大丈夫よ〜、と朗らかに返してくれるので有り難い。
おむすび。
今日のおべんたうは、おむすび弁当ですよ。詳細は後です。
妙な撮り方してみました。膝頭にカメラを据えてめくら押し。
なので、こんな写真も撮れます。どこ見てんのよ(笑)
昨日お嬢に撮られてましたわ、PCに向かう時も姿勢のいいことです。
我々は我々なりに、シャンとして歩いたり止まったりしながら。
自分たちの人生を進むしかないのよねぇ、
と思う今朝です。
いつも、そんなことを胸でかみかみしてるんだよ。