渡る世間はワニばかり。
画像はヘビだけれども。
わに。
2006-09-29 13:14:58 | いろんな話。
渡る世間はワニばかり。
かめよこサンに座布団12枚セットでダース。
持久走シーズンであります。
今朝、娘M嬢がパジャマを着替えながらポツリと、
「いよいよ持久走の練習が始まる」
と呟いたのでありました。
それを布団を畳みながら聞く母なのでございます。
「M嬢よ。持久走とは己との戦いであるぞよ。」
と明治生まれ思しく諭し始めると、
「うん。先生も、そう言ってた。」
うむ、であるか。
「最初は飛ばし過ぎず且つ先頭集団の後方に付いて行くがヨロシ。」と母。
「うん、ケンもそう言ってた。」
うむ。
「呼吸法はスースー吐く吐くで。」と、やってみせると。
「うん、そう教わった。」
うむ。
ならば、お主には、もう伝授することは何もない。
ひたすら走るのじゃ。走って走って走りまくるのじゃ。
結果は後から付いてくるであろう。健闘を祈る。
サラバジャ。
「だあさんって今年も応援に来る!?」「おうとも!!」
旗持って応援しちゃるから頑張り給へ。「それだけは止めて。」
するかっちゅうの。
昨年の持久走大会でグランドを走るM嬢に頑張れと声を掛けると、
M嬢がニッコリとしてコチラに余裕の笑顔を向けたので。
思わず、
『ウリャ~ッ!死ぬ気で走れッ、コノッ!!!!!!』
と声を掛けたら、
ビクッとしてM嬢は猛烈にスパートをかけ5位に入ったのでした。
「死ぬ気で母さん」と、ちょっとしたクラスメイトの羨望の的に。
(たぶん羨望っていうか恐怖のどん底)
だってさぁ。
走るの苦手な子が必死に食らいついてるなら、
そんな追い詰めるようなこと言わないけどさ。
笑う余裕あったら、もっとマジ走り見せんかよと思うじゃないの。
やっぱりね、
必死に歯を食いしばって限界まで挑戦する時っていうのも必要だと思うわけです。
余力残してるんじゃないぞ、と。
ましてや若いのに。
ヤダヨ、かあさんは、そんな子に育てた覚えはありませんよ。
自分なりの今の力、最大限発揮して見せなよ。
アタシだって、やる時ゃやって見せてるベサ。
普段は、だめだめだけどサ。
一夜明ける。
邪悪な気持ちとダークな気分と、どす黒い何かはほとんど払拭されました。
今朝、目覚めて布団にぺたりと座り込んだまではまだ。
もんもんずんずんとしたものが下腹から喉元まで出掛かってきたけど、
だんだんどんどんどうでもよくなってきました。
すっかり吹き飛ばしてくれたのは休眠中の自ブログで。
そのブログに「邪悪」とか「ブラック」とか「マヤ」「ディズニー」「ジブリ」などの、
語を検索窓に入れると。
どうでもいい話が釣られて出てくるのが面白くて、
あの頃のどうでもいい自分が情けないほど愛おしく(おバカさんですか)。
どうでもよくなってぃ。
邪悪な気分のブログから
ページを繰っていくと、
いちおう親子のほのぼのストーリーとかも読めるので。
(上記コピペ。)
つまづいたり転んだりしながら、やってきたようにやっていくしかないということを。
再確認したところです・・・こんなこと何度も繰り返している気がする。
そうそう。
物す屋で出ていた頃、自分のことを。
『心にヘビを持つ女』
と称していました。
カラカラとハートの鈴を鳴らすヘビです(笑)