色気より食い気。

エビフライのころも。

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ライティング物す屋。

ブログ事始めは、さかのぼること10年ほど前になる。

本家ブログと称していたgooブログが2005年の開設で、
その前にJUGEMで2〜3年書いていたことを思うと2002年頃からの日課になっている。

(ちなみにモノスヤというのはgooブログからのハンドルで、
当初は物す屋と屋号っぽさを狙って使っていた。)

何かしら仕事に於いても事務的なことは、ほとんどパソコンを使ってこなしているので。
朝に夜に昼に待ち時間にと、それに向かっている時間は長い。

その合間に書くブログは言葉は悪いが排泄みたいなもので(すみません)
日に3度も何度も投稿するため一時は依存症などと表されたこともあったけれど。

このところはTwitterを始めとする「なう。」的なページやFacebookなどSNSの、
「いま何してる?」なども一般的になり。
日に何度も投稿しても、
あまり病的な感じは持たれないんじゃないかと拡大解釈してる。


ところで先週から、そんなパソコンに対する時間を有効活用するために。
ただ駄文を垂れ流すために費やしている労力を(全然大したものではないけど)、
いくばくかの実入りに換えるために始めた仕事で。

締め切り迫る原稿書きに追われている、

といっても締め切りを設定するのは自分だ。

ただし月内の最低ノルマをクリアしなければ案件(依頼)が入ってこないため、
せめて毎月一定量はこなして僅かでも収入につなげたい。

今は土日を作業に当てなかった分、水曜までに3日で10本の原稿書きに追われている。


途中経過。

現在3/10が終了した。

一つの職業について、10個のキーワードが与えられ。
それを入れこんだタイトル(自分で作成し先に納品している)に従って文章を書く。

タイトルを先に納品する理由は、そのタイトルが読者の興味を引くかどうか。
わかりやすいかどうか。検索に引っ掛かりやすいか。

要は、より多くクリックさせる必要があるため。
ちょっと釣りじゃないのか、と思われるような目を引くタイトルが良しとされる傾向。
といってもタイトルが秀逸で中身がカスカスでは、お話にならない。
内容は専門的な知識が、ある程度は求められるため。
検索し精査し、ふるいにかけ。
より間違いのない、であろう情報を盛り込むことを求められる。

タイトルの納品は途中にチェックが入り想定される読者が読み進めたくなるような、
タイトルになっていなければ返品される。

今回は(といっても初めての案件だったが)10のうち8は合格、
2つが書き直しを迫られた。

タイトルは自分で書く記事の方向性を一応は定めるものになるため、
タイトルが変わると内容が変わる可能性もある。
記事を書ける前提でつけたタイトルでなければ後で自分で自分の首を絞める。

返品2つのうち、1つは即、次の案が浮かんだものの。
もう一つは、あまりに専門的な用語がキーワードで。

これを検索窓に入れて読もうとする対象は、どんな人なのだ。

ということが、どうしても想定できなかった。

できなかったが無理やり生み出したタイトルを添付する際、
どのような方を対象とお考えかと。
ご相談に乗っていただきたいと、メールに付記した。

がしかし音信がない。

コノヤロー質問に答えろよーと思ったが便りがないのは良いという意味と。
勝手に解釈して先に進むことにした。

記事が却下されたら、さらに深く突っ込んで回答を求めよう。

とにかく書かなければ終わりは来ないのだ。


さらに続く。

今日は幸い稽古が休みだったので締め切りは水曜日を設定したが、
今日で6割方、上げておこうと思っている。

午前2時間ばかりで3本書いたので、
午後も同様に2時間ほど作業して3本は書き上げておきたい。

骨を作れば肉を付けるのは割に容易い、

などと思いながら書き進めていると。

なんだか売られているエビフライを作っているような気分に陥った。

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未だかつて売り物のエビフライを作った経験はないけれど、
あのやせ細ったエビにあれくらい立派な衣をつける技には。
色んな意味で感嘆の声が上がる。

自分で幾らトライしても、あれくらいの衣をエビに纏わせることはできない。

何かテクニックと要領があるのだろう。

大したことのない自分の知識と文章に、さもそれらしい言葉の衣。
尾ひれはひれを付けて、いかにもその筋の人間が書いたかのように取り繕うのだ。

あんまり書くと、ちょっと虚しさが心を過るので。

いまわたしは◎◎業界の人間のつもり、

と自分のせめてもの役者力(??)を発揮してそれらしく勤めている。


でもきっと、
もし自分が日舞についてライティングされたその筋の人間ではない人の文章を読んだら。
たぶん見破る自信があるので、
わたしの付焼き刃の言葉の羅列も本職さんには即ばれるだろうと思ってます(とほほ)。


追記。

原稿の提出はエクセルを使ってという指定がある。
しかしセルに直接書き込むのは、わたしにとって苦痛以外のナニモノでもないので。
メモやテキストエディットというものを使ってみたが、
どうやら気分的な問題でいかにも仕事中と構えると脳がフリーズするらしく。
神様プリーズ状態に陥るため、
このはてブの編集画面を利用している。

なにより文字数に制限があるので何文字書いたかがハッキリわかるのは便利だ。

しかも、いつものようにブログを書くようにキーボードの上を指を滑らせていると、
なんとなく文章が書かれているから不思議だ。

そうして日に6本ほどの記事を書きながら、
こうしてブログを綴っている自分はやっぱりどこか病的かもしれない。


ところで書いた記事は下書き保存してコピペして、
エクセルに入れこんで納品が済んだら削除しようと思っているが。

そのうち間違って公開して後悔って時が訪れるような気がしてます。

その時は苦笑しつつ見逃してやってください。

いずれはレシピ本でも書籍化してやr
高師直。