亀ここにある。
id:mame90さん、いつも秀逸な文章さばきをありがとうございます。
まめさんのブログを読んでいると、お白州に身を置いているような気分になります。
名奉行の大岡裁き、にゴザの上で涙しているかのようです。
(前世とか前々世レベルではそうだったかもしれませんが、いまの自分にはそんな記憶はありませんのであくまで空想の世界です。)
見事な名調子に引き付けられながら・・・あ、あっ?んん!
あの海亀の剥製。買っている人を見たことがない。部屋に飾っている人は今までに一人だけ見たことがある。もちろん老人だ。
ε- (´ー`*)フッ。
あるよ。
老人じゃないけど。
亀なに思う(謎) p.twipple.jp/nuPmK
— 花柳仲登嗣さん (@MONOSUYA) 2013年5月24日
今の我が家に高校2年生で越してきました。
先の家がマンション建設で立ち退きになったのです。
借地に持ち家という微妙な立ち位置にあった我が家でしたが、ずばりバブルだったんですかねぇ(遠い目)。
長く、その地に住んでいたとか権めいたものが発生したとかしないとか。
とにかく、どこ退いてくんないってことでアッサリ今の土地を与えられました。
その2年ほどさかのぼって
他界した祖父と祖母は、なんの財産も残してはくれなかったと思ったものでしたが(母がです)この立ち退きの件が我々にとっては最大のギフトでしたよね。
母いわゆるボスは引っ越すにあたり、マイ三味線とか他にもあれこれ仕事に関連のありそうな物を置いて潰してきましたし。
わたしの大事な粉ふるい器なども(もっと他に大事はなかったんかな)置き去ってきましたが、なぜかこの剥製の亀だけは大事に持って出たようで。
我が家の玄関で、いまも現役でお客様を向かえたり見送ったりしています。
置物として存在するのではなく壁に張り付けられているのが賢いような。
耐震大丈夫かな、という疑問も。
そもそも祖父は、これを何処で買い求めたんだろう。
何やら買い付けとかいって怪しい土産物とか骨董めいたものとか石とか貝細工なんかを、フィリピンとか何処からか買ってそこいらに置いていたんですよね。
新しい商売とかいっては友人と思っていた存在に騙され、とか頻繁でしたね(ぁぁ。
そんな時に選んできた代物のような気がします。
わたし小学生だったと思うし興味なかったし。
亀は嫌いじゃないけど、これが飾られてる家ってどうなの。
木彫りの熊なら、まだ隠しようがあるけどさぁ。
せめて熊の敷物じゃないだけ、まだよかった。
鹿の頭部とかね、、、
あ。
でも実は、うちに隠してあるけど蛇の剥製もあるんだよ。
・・・w
趣味悪い一家と思われそうだけど老人の趣味ってことで勘弁してもらおう。
これら我らの代にも置いていかれるんですよねぇ。
微妙に処分に困るじゃないですか・・・タタリあってもこわいし。
やっぱり持ち続けていくしかないんですかねぇ、うーん。